2025年10月25日(土)、小泉進次郎防衛大臣は海上自衛隊 横須賀地区において、護衛艦「くまの(FFM-2)」の視察を行った。今回の視察は、防衛大臣就任後初となる航空自衛隊横田基地、海上自衛隊横須賀基地の訪問後に実施されたもので、現地では「くまの」がもつ技術的特徴や防衛装備移転の可能性について確認がなされた。
視察後、横須賀地区 吉倉岸壁にて記者会見が実施された。大臣は護衛艦「くまの」が、現在オーストラリアへの装備移転のベースとして手続きが進められていることに触れ、日本の防衛産業が持つ技術力の高さを示す例として位置づけた。
また、オーストラリア側関係者が「子どもを乗せるなら『くまの』や『もがみ』が安全だ」とする意見を紹介されたことに触れ、大臣は防衛装備の信頼性と安全性への国際的な期待の高さを強調、今後の防衛外交において、トップセールスを通じた装備移転の促進に意欲を示した。
また、横須賀地区・船越地区が、海上自衛隊における指揮中枢として機能し、護衛艦や哨戒機による警戒監視や中東地域での情報収集活動など、多様な任務の拠点であることにも言及した。このほか、小泉防衛大臣は、防衛大臣として故郷である横須賀の地に立ったことについて、「身の引き締まる思い」と述べ、自身の原点でもあるこの地での視察に特別な思いを持って臨んだことを示した。
10月25日、小泉防衛大臣は航空自衛隊航空総隊司令部(横田基地)と海上自衛隊自衛艦隊司令部(横須賀地区)を訪れ、海空自衛隊のオペレーションに関するブリーフィングを受けるとともに、隊員との懇談、護衛艦「くまの」の視察などを行いました🚢… pic.twitter.com/iojgkUq6cR
— 防衛省・自衛隊 (@ModJapan_jp) October 25, 2025
情報発表元:防衛省 - 防衛大臣臨時記者会見
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