画像提供:北九州市

北九州市は2025年11月1日(土)と11月2日(日)の2日間、門司港・西海岸エリアにおいて、「北九州港開港記念イベント」を開催する。11月15日の北九州港開港記念日にあわせた恒例の行事で、2025年は2年ぶりに練習帆船「海王丸」が寄港するほか、計5隻の船舶が一般公開される。

一般公開されるのは、「海王丸」のほか、株式会社白海のグラブ浚渫船兼全旋回式起重機船「アポロ18号」、門司税関の監視艇「たいかい」、門司海上保安部の巡視艇「ともなみ」、商船三井テクノトレード株式会社の水素・バイオディーゼル船「HANARIA」の5隻。各船舶の寄港場所とスケジュールは以下の通り。

船名 種別 所属 総トン数 寄港場所 スケジュール
海王丸 練習帆船 海技教育機構 2,556トン 門司1号岸壁 10月31日(金) 14時00分入港
11月1日(土) 10時00分〜16時00分一般公開(15時30分受付終了)
11月2日(日) 10時00分〜16時00分一般公開(15時30分受付終了)
11月4日(火) 10時00分出港
アポロ18号 グラブ浚渫船兼全旋回式起重機船 白海 1,916トン 門司1号岸壁 11月1日(土)・2日(日) 10時00分〜16時00分岸壁見学・イベント(予定)
各日、60分ごとにグラブデモンストレーション(バケット開閉)を実施予定
たいかい 監視艇 門司税関 69トン 門司税関桟橋(西海岸4号物揚場) 11月1日(土)・2日(日)
10時00分〜12時00分、13時00分〜16時00分一般公開(各回30分前受付終了)
ともなみ 巡視艇 門司海上保安部 110トン 西海岸3号物揚場 11月1日(土)・2日(日)
10時00分〜12時00分、13時00分〜16時00分一般公開(各回30分前受付終了)
HANARIA 水素・バイオディーゼル船 商船三井テクノトレード 238トン 西海岸1号物揚場 11月1日(土)
10時00分〜11時00分、14時00分〜16時00分一般公開(各回30分前受付終了)
16時00分〜16時30分 通常営業運航(有料)
11月2日(日)
10時00分〜11時00分、15時00分〜16時00分一般公開(各回30分前受付終了)
16時00分〜16時30分 通常営業運航(有料)

イベント初日の11月1日(土)9時30分からは、西海岸イベント広場特設ステージにて開会式が開催され、寄港船舶の船長紹介や北九州市消防音楽隊・カラーガード隊による演奏が行われる。「海王丸」の汽笛がイベント開始の合図となる。

また、2日間を通して「お船フェスタ」が開催され、阪九フェリー、オーシャン東九フェリー、東京九州フェリーのほか、海技教育財団、日本船主協会によるパネル展示やグッズ販売などが行われる。

参加型イベントとして、11月1日(土)にはJR九州ウォーキングとのコラボによる「ウイスキー貯蔵庫と船を楽しむ港ウォーク&スタンプラリー」が、11月2日(日)には「船舶と門司港レトロ施設を巡るスタンプラリー」が実施される。両日とも、スタンプをすべて集めた先着300名に「スナQグッズ」が配布される。

さらに、特設ステージでは、音楽演奏やバナナの叩き売り、制服ファッションショー、麻薬探知犬のデモンストレーションなど多彩なプログラムが展開され、11月2日(日)夜には「みなとまちナイト」として、ライトアップされた「海王丸」と関門橋を背景に、音楽と花火を楽しめるフィナーレイベントも実施される。


情報発表元:北九州市 - 北九州開港記念イベント 様々な船が北九州港に集合します!
 
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 船舶 : 海王丸(2代)
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