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東京都江東区の都立第五福竜丸展示館は、2025年10月21日(火)から2026年3月22日(日)までの期間、企画展「子どもたちの未来のために―ロンゲラップからメジャトへ、移住40年を迎えて」を開催している。
核実験による放射能汚染の影響を受けていたマーシャル諸島ロンゲラップ環礁の住民たちは、1985年5月、「子どもたちの未来のために」という言葉のもと、故郷を離れメジャト島への移住を決断した。戦後、アメリカが繰り返し実施した水爆実験による放射性降下物「死の灰」によって住民は病気や死産などの影響を受け、移住から40年が経過した現在も移住先の地で新たな生活基盤の構築を進めているものの、故郷への帰島は叶っていない状況にある。同展では、こうした背景を踏まえ、核実験により故郷を奪われた人びとの苦悩と歩みを、写真資料や証言を通してたどる内容となっている。
展示期間中は、毎週土曜日の13時から学芸員によるギャラリートークが実施される。所要時間は約30分で、申込不要で誰でも参加可能。12月13日(土)は除外日で、その他、参加者がいない場合はその場の判断で中止される場合がある。
会場の開館時間は9時30分から16時まで。月曜日が休館日で、祝日の場合は翌火曜日が休館。11月4日(火)、11月25日(火)、1月13日(月)、2月24日(月)と年末年始の12月29日(日)から1月3日(金)までは休館日となっている。
情報発表元:都立都立第五福竜丸展示館 - 企画展 子どもたちの未来のために ロンゲラップからメジャトへ、移住40年を迎えて【関連ジャンル】 港湾 : 東京港












