
ホーランド・アメリカラインの日本地区販売代理店であるセブンシーズリレーションズは、2025年10月15日(水)、2027年9月から2028年4月にかけてホーランド・アメリカで運航されるアジアクルーズシーズンの概要を発表した。同シーズンでは、運航船として「ノールダム」をアジアに配船し、日本の新寄港地として名古屋、舞鶴、ひたちなかを追加する。あわせて、舞鶴湾でのクルージングを新たに行程に組み込む。クルーズの発着地は東京、シンガポール、香港の3都市が設定されている。
運航されるクルーズは13〜15日間で構成され、日本、韓国、中国、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナムなどの港に寄港する。「ノールダム」は中型船に分類され、済州島やボラカイ島など、大型船では接岸が難しい港にも寄港が可能。ハロン湾、ソウル、バンコク、マニラ、大阪、上海の6都市では夜間停泊が設定され、利用者はナイトマーケット、都市の夜景、夕景などの観光や街歩きの時間を確保できる。
日本の新寄港地では、ひたちなかで国営ひたち海浜公園の植物観賞、名古屋で名古屋城や市街地の見学、舞鶴で湾内を航行するクルージングが行程に含められている。
旅程の一例として、日本周遊型の14日間クルーズ(東京発着または横浜〜東京)では最大10港を訪問し、束草、釜山、麗水のいずれかの韓国港にも寄港。広島、大阪、函館では夜間の停泊が行われる。香港〜シンガポール間を5回運航する航路では、ベトナム、カンボジア、タイに寄港し、12月下旬から1月上旬にかけての日程ではクリスマスや年越しに該当する日付が含まれている。北太平洋横断航路では、2027年9月12日(日)にシアトルを出発し釧路・青森を経て東京に至る便、2028年4月23日(日)に東京を出発し釧路・アラスカ・カナダを経由してバンクーバーに向かう便が設定されている。
早期予約特典として「Have It All」パッケージが設定され、寄港地観光、スペシャリティダイニング、ドリンクパッケージ、Surf Wi-Fiの利用が含まれる。乗務員へのチップは無料となり、ドリンクパッケージとWi-Fiはアップグレードの対象となる。ホーランド・アメリカ・ラインのロイヤルティプログラム「マリナーソサエティ」会員には、最大400ドルの船内クレジットが提供される。これらの特典は2026年1月12日(月)までの予約が対象となる。
情報発表元:セブンシーズリレーションズ - ホーランド アメリカ ライン、2027〜2028年アジアシーズンを発表【関連ジャンル】 船舶 : ノールダム 海運事業者 : ホーランド・アメリカライン