
みなとオアシスくまもと運営協議会は2025年11月2日(日)、熊本西環状道路(池上熊本駅IC)の開通を記念し、「熊本港フェスティバル2025」を熊本港ハーバーピア周辺で開催する。会場ではステージイベントや展示・体験ブース、体験乗船などの企画が行われる予定。
体験乗船は、熊本~島原間を航行するフェリー2社と、海上保安庁の巡視艇「ひごかぜ(CL-124)」で実施される。フェリーは熊本フェリーと九商フェリーのいずれかの船が使用され、定員は各回120人。熊本フェリーは約1時間30分、九商フェリーは約2時間30分の所要時間となっている。巡視艇「ひごかぜ(CL-124)」は体験航海は約40分、定員は50人。
これらの体験乗船は事前応募制となっており、参加希望者は10月14日(月)必着で官製はがきまたは電子メールにて申し込む必要がある。応募多数の場合は抽選となり、当選者には1週間後を目処に通知が発送される。乗船時間は当選通知で案内され、中学生以下の利用者は保護者の同伴が必要。キャンセルによる追加募集や当日受付は行われず、天候や緊急出動などによって中止される場合もある。
体験乗船に加え、国土交通省が保有する環境整備船は一般公開され、会場に係留された状態で自由に乗船見学が可能。環境整備船は、海洋調査や海面の浮遊ゴミ回収などを行う特殊用途船で、普段立ち入ることができない船内の設備を直接見ることができる機会となる。
展示・体験ブースでは、熊本フェリーによる旅客船の紹介が行われる予定。また、ジャパン マリンユナイテッドも出展、モデルシップや写真パネルの展示を通じて造船所の紹介を行い、動画による映像紹介も予定されている。
ステージイベントでは、「中島太鼓」による演舞をはじめ、「かおるこども園」の園児による体操、「原田健太」、「ともえ」、「Chaobee」、「Beach」による弾き語りライブが予定されている。ハーバーピア内の特設ステージでは田崎市場によるマグロの解体ショーや、鯛または車海老が当たるじゃんけんチャレンジが行われる。
このほか、田崎市場による海鮮丼や海産物の販売、熊本県漁業協同組合連合会ののり養殖紹介と県産のり配布、熊本市漁業振興協議会によるハマグリ販売などが並ぶ予定。さらに、国土交通省熊本港湾・空港整備事務所によるパネル展示、VRゴーグルによるお仕事体験、こども用TEC服試着等が実施されるほか、海上保安庁 熊本海上保安部によるパネル展示、制服試着、VRゴーグルによるお仕事体験、グッズ配布、うみまると記念撮影等も予定されれいる。
情報発表元:熊本市 - 熊本港フェスティバル2025~熊本西環状道路(池上熊本駅IC)開通記念イベント~【関連ジャンル】 海運事業者 : 九商フェリー 海運事業者 : 海上保安庁