
防衛省統合幕僚監部は2025年9月24日(水)、中国海軍艦艇の動向として、同海軍の艦艇3隻が宗谷海峡を東進したことを確認、警戒監視・情報収集を行ったことを明らかにした。
確認されたのは、中国人民解放軍海軍のルーヤンIII級ミサイル駆逐艦「淮南(123)」、同じくルーヤンIII級ミサイル駆逐艦「開封(124)」、フチ級補給艦「東平湖(902)」とみられる3隻。これらの艦艇は、9月16日(火)から9月17日(水)にかけて、対馬海峡を北東進するところが確認されていた。
今回、3隻は9月22日(月)17時頃に礼文島の北西約50kmの海域を北東進するところが確認された後、その後、9月22日(月)から9月23日(火)にかけて宗谷海峡を東進したことが確認されている。
海上自衛隊は、第1ミサイル艇隊所属のミサイル艇「わかたか(PG-825)」のほか、八戸航空基地を拠点とする第2航空群所属のP-3C哨戒機により警戒監視・情報収集を実施した。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 船舶 : PG-825 わかたか 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍