
画像提供:Japan Wind Farm Construction株式会社
函館市とJapan Wind Farm Construction株式会社(JWFC)は、2025年9月25日(木)、洋上風力発電施設の建設に使用するSEP(Self-Elevating Platform)船の母港を函館港とすることを目的とした協定書を締結した。
政府が掲げる2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環として、再生可能エネルギーの導入が進められる中、洋上風力発電市場の拡大が見込まれていることを受け、函館市とJWFCは協定を通じて連携を強化し、函館港を拠点とする洋上風力発電関連事業の推進により、持続可能な社会の実現と地域産業の振興を図る構え。
協定では、JWFCが所有するSEP船の長期的かつ継続的な函館港利用に向けた検討と協議を進めること、2026年5月15日(金)から函館港を同船の母港とすること、函館市が同船の岸壁利用について調整に努めることが盛り込まれている。また、JWFCは洋上風力発電設備の建設、SEP船の運用に必要な資材調達において、渡島・檜山管内の地域産業への優先発注に努め、地域経済の長期的発展への貢献を目指す方針。
JWFCは、戸田建設株式会社、株式会社熊谷組、西松建設株式会社、若築建設株式会社、岩田地崎建設株式会社、株式会社吉田組の6社で構成されている。
情報発表元:函館市 - 函館港を SEP 船の⺟港とすることに向けた協定を締結【関連ジャンル】 港湾 : 函館港