
アメリカ海軍第7艦隊の揚陸指揮艦「ブルー・リッジ(Blue Ridge:LCC-19)」は2025年9月18日(水)、日米韓三カ国による共同演習「フリーダム・エッジ(Freedom Edge)」を終え、韓国・平沢(ピョンテク)に寄港した。「ブルー・リッジ」の平沢への寄港は約10年ぶりとなる。
今回の寄港期間中、第7艦隊司令部の幹部は韓国海軍の関係者や地域の行政関係者と会談し、即応態勢の向上、将来的な軍事能力の強化、米韓の二国間関係の深化について意見を交わした。また寄港中は、「ブルー・リッジ」および第7艦隊に所属する乗組員が、艦上での演奏会や地域交流イベント、艦内見学ツアーなどの港内行事に参加した。
第7艦隊司令官のフレッド・ケイチャー中将は「ブルーリッジの寄港は、米韓同盟の確固たる姿勢を示すもの」と述べ、また「今回の寄港は弾道ミサイル防衛や防空能力の向上を図る三か国共同演習『フリーダム・エッジ』への参加後に実施された」と説明した。また、在韓米海軍司令官のシャリフ・H・カルフィ少将は「ブルーリッジの訪韓は単なる寄港にとどまらず、米韓同盟の強固さと海上戦力の結束力を象徴するもの」と述べ、乗組員による地域交流を通じて、両国が東アジア地域の安全と安定、繁栄に向けた連携を示すことの意義を強調した。
情報発表元:U.S. 7th Fleet - Blue Ridge visits Pyeongtaek, South Korea【関連ジャンル】 船舶 : LCC-19 ブルー・リッジ 海運事業者 : アメリカ海軍