画像提供:横浜市

国土交通省関東地方整備局、横浜市港湾局、横浜川崎国際港湾の3者は、2025年9月16日(月)から横浜港本牧ふ頭D-5コンテナターミナルの岸壁、ヤードの一部供用を開始すると発表した。

この整備事業は、コンテナ船の大型化への対応やコンテナ取扱機能の強化を目的として進められているもので、3者が連携して岸壁改良やヤード拡張などの再整備を推進している。今回の供用開始は、工事の進捗に伴うもので、同日にD-5岸壁への第一船寄港も予定されている。

一部供用される岸壁は、水深16メートル、延長300メートルの耐震強化岸壁で、最終的には延長400メートルでの完成を目指す。ガントリークレーンは、現D-4ターミナルから移設された20列9段対応の3基が設置され、荷捌き地の荷役方式は従来のストラドルキャリアからRTG(タイヤ式門型クレーン)に変更される。今回供用される範囲の面積は約13ヘクタールで、完成時には約22.3ヘクタールとなる計画。

現在稼働中のD-4ターミナルと並行して工事を進める方針であり、今後もD-4/D-5ターミナルの稼働を維持しつつ、工事の円滑な実施に向けた3者連携の取組みが継続される予定。横浜市は、D-5ターミナルの早期完成を目指し、引き続き再整備事業を進めるとしている。


情報発表元:横浜市 - 本牧ふ頭D-5号コンテナターミナルの 一部供用を開始します
 
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