画像提供:防衛省

防衛省は2025年8月29日(金)、令和8年度予算の概算要求の概要を公表した。この中で、海上自衛隊への導入が予定されている「新型FFM」について、1隻分を計上していることを明らかにした。

海上自衛隊の「新型FFM」は、もがみ型護衛艦の大型化・能力向上型護衛艦として導入が計画されているもので、これまでに令和6年度概算要求で2隻(FFM-13、FFM-14)、令和7年度概算要求で3隻(FFM-15〜17)の計5隻分の予算が計上されていた。1番艦となるFFM-13の就役は2028年度の予定。

なお、海上自衛隊向けの「新型FFM」は三菱重工業とジャパン マリンユナイテッドでの建造が計画されているが、オーストラリア海軍向けにも3隻の建造を三菱重工業が担う計画。

海上自衛隊の「新型FFM」に関し、今回の令和8年度概算要求では、「FFM-18」となることが見込まれる1隻分として1,048億円を計上している。


情報発表元:防衛省 - 防衛力抜本的強化の 進捗と予算 令和8年度概算要求の概要
 
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