画像提供:留萌市

国土交通省 北海道開発局 留萌開発建設部と羽幌町は、2025年8月20日(水)に、羽幌港から天売港にかけて港湾業務艇「ゆりかもめ」を用いた物資輸送訓練を実施する。この訓練は、災害時における離島の孤立化に備えるとともに、「命のみなとネットワーク」形成の一環として行われる取り組み。

訓練は8時15分から11時30分にかけて行われ、出発地は羽幌港、到着地は天売港が予定されている。

「命のみなとネットワーク」は、近年頻発する豪雨や土砂災害などにより、陸路が寸断された被災地に対して、港を活用した海上輸送によって緊急物資や救援部隊、住民などを輸送する物流・人流ネットワーク。災害対応力の強化を目的に、全国各地で同様の物資輸送訓練や協定締結が進められている国土交通省の施策。これまでにも北海道礼文島、鹿児島県奄美地方、広島県、青森県、熊本県などで同様の取り組みが行われており、今回の羽幌町での訓練もその一環として位置づけられている。


情報発表元:国土交通省 北海道開発局 留萌開発建設部 - 羽幌町で港湾業務艇による物資輸送訓練を実施します
 
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