画像提供:海上自衛隊

アメリカ海軍と海上自衛隊は2025年7月11日(金)と7月12日(土)、房総沖の海空域において、潜水艦を主体とした日米共同対潜特別訓練「Submarine Exercise 25-1(SUBEX 25-1)」を実施した。

訓練には、アメリカ海軍のロサンゼルス級原子力潜水艦「サンタフェ(Santa Fe:SSN 763)」と海上自衛隊の潜水艦、SH-60K対潜哨戒ヘリコプターが参加し、対潜戦訓練やPHOTOEXを実施した。戦術技量の向上および米海軍との相互運用性の向上を目的に行われた。

アメリカ海軍 第7潜水戦隊(Commander, Submarine Group 7:CSG 7)の司令官であるリンカーン・ライフステック少将は、本訓練に関して「日本の潜水艦部隊とは深い信頼関係があり、今回の訓練はその協力関係を示す一環である」と述べた。また、両国の潜水艦部隊が日常的に実施する数多くの共同作戦の一環として、インド太平洋地域における平和と安定に向けた連携の強化を確認した。

原子力潜水艦「サンタフェ」は、カリフォルニア州サンディエゴを母港とし、第11潜水戦隊(Submarine Squadron 11)に所属、現在は第7艦隊の作戦海域で通常の作戦活動を行っている。


情報発表元:U.S. 7th Fleet - USS Santa Fe (SSN 763) and JMSDF submarine conduct a bilateral exercise
 
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