
インフォーマ マーケッツ ジャパンは2025年5月22日(木)から24日(土)までの3日間、愛媛県今治市のテクスポート今治と今治港周辺で、西日本最大の国際海事展「バリシップ2025」を開催する。
「バリシップ」は、海事都市である今治において2年に1度開かれている国際展示会で、海事産業に関わる国内外の関係者が集まり、ビジネスマッチングや情報交換を行う場となっている。今回は「今治で未来と出会う―Find the Future in Imabari」をテーマに掲げ、過去最大規模となる24か国から約380社が出展を予定しており、会期中には約2万人の来場が見込まれている。
開催初日の5月22日(木)9時30分からは、テクスポート今治の会場入り口前でオープニングセレモニーが予定されている。展示会の開催時間は10時から17時までで、最終日24日(土)のみ16時終了となる。最終日は一般公開日として、一般の利用者も入場可能となっており、海事産業の魅力を体感できるさまざまなイベントが企画されている。
今回は今治港に新たに「Mゾーン」と呼ばれる展示エリアが設けられ、出展企業による最新製品や技術、サービスの展示が行われるほか、未来の海事産業に関するフォーラムや技術セミナーも併催される。また、次世代の人材育成を見据え、一般公開日には船や海と親しむための体験型イベントも実施される予定。
特別企画として、「SIM-SHIP/内航ミライ研究会」による2隻目のコンセプトシップ「SIM-SHIP1 mk2(ちゅらさん)」の展示が今治港Mゾーンで行われる。同船は高度空気潤滑システムやコンテナ型バッテリーシステム、各種デジタル機器を搭載した499GTのコンテナ貨物船であり、船内で各装備の見学が可能となっている。機器についてはメーカーによる説明も行われる見通し。
入場は無料だが登録制となっている。展示会の主催はインフォーマ マーケッツ ジャパンで、今治市および今治市海事都市交流委員会が特別後援、国土交通省や日本船主協会、日本造船工業会などが後援している。
情報発表元:インフォーマ マーケッツ ジャパン - 西日本最大の海事産業展「バリシップ 2025」 日本最大の海事都市「今治」で 5 月 22 日(木)より開催【関連ジャンル】 港湾 : 今治港