
アメリカ海軍第7艦隊は、2025年4月16日(水)、揚陸指揮艦「ブルー・リッジ(Blue Ridge:LCC-19)」が同日、オーストラリア・ケアンズに寄港した。ケアンズへの寄港は2013年以来で12年ぶりで、今回の寄港は通常の補給を目的とした短期の寄港として実施された。
ブルーリッジに乗艦する第7艦隊司令部で司令官を務めるフレッド・ケイチャー中将は、今回の寄港にあたり、ケアンズの人々による歓迎に謝意を示し、日々連携するオーストラリア海軍との共同作戦能力の向上と、インド太平洋地域の安全と繁栄を支える活動の重要性を強調した。
また、アメリカ合衆国シドニー総領事のクリスティーン・エルダー氏は、第7艦隊の起源が82年前、クイーンズランドでアメリカ海軍の西部および南西太平洋艦隊が再編されたことにあるとし、ブルーリッジの寄港は「第7艦隊の帰還」とも言える象徴的な出来事であるとコメントした。
情報発表元:U.S. Navy 7th Fleet - Blue Ridge conducts port call in Cairns, Australia【関連ジャンル】 船舶 : LCC-19 ブルー・リッジ 海運事業者 : アメリカ海軍