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防衛省統合幕僚監部は2025年2月12日(水)、中国海軍艦艇の動向として、海上自衛隊の艦艇・航空機が、宮古島の北東海域を航行する中国海軍の艦艇7隻を確認したと公表した。
まず、2月10日(月)23時頃、宮古島の北東約140kmの海域を南東進する中国人民解放軍海軍のルーヤン(旅洋)III級ミサイル駆逐艦「南京(155)」、ジャンカイ(江凱)II級フリゲート「黄岡(577)」、フチ級補給艦「千島湖(886)」とみられる艦艇3隻が確認された後、2月10日(月)から2月11日(火)にかけて、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島との間の宮古海峡海域を南東進し、太平洋へ向けて航行したことが確認された。
その後、2月11日(火)3時頃、宮古島の北東約150kmの海域において、同海域を南東進するルーヤン(旅洋)III級ミサイル駆逐艦「紹興(134)」、ジャンカイ(江凱)II級フリゲート「徐州(530)」、ユージャオ(玉昭)級揚陸艦「崑崙山(998)」、ユーシェン(玉神)級揚陸艦「安徽(33)」とみられる艦艇4隻が確認され、その後、同4艦も沖縄本島と宮古島との間の宮古海峡を南東進し、太平洋へ向けて航行したことが確認された。
海上自衛隊は、掃海艇「ししじま(MSC-691)」と那覇を拠点とする第5航空群所属のP-3C哨戒機により警戒監視・情報収集を実施した。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 船舶 : MSC-691 ししじま 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍