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東京港埠頭株式会社は2024年4月1日(月)から、東京港の全てのコンテナふ頭において再生可能エネルギー由来の電力を導入すると公表した。これは、東京都が東京港の脱炭素化を進める「東京港カーボンニュートラルポート(CNP)形成計画」の一環で、2030年のカーボンハーフおよび2050年のカーボンニュートラルの実現を目指した取り組みの一つとなる。

今回、再生可能エネルギー由来の電力が導入されるのは、大井コンテナふ頭(品川区八潮1丁目)、青海コンテナふ頭(江東区青海3丁目)、品川コンテナふ頭(品川区東品川5丁目)、中央防波堤外側コンテナふ頭(大田区令和島1丁目)の4カ所。これらのふ頭で使用される電力は、非化石証書を活用することで100%実質再生可能エネルギー由来の電気とみなされる。

年間の電力使用量は約7,000万kWhを見込み、これにより年間約30,000トンのCO2排出削減効果が期待される。これは一般家庭約12,000世帯分の年間CO2排出量に相当する規模となる。


情報発表元:東京港埠頭 - 東京港における再生可能エネルギー由来の電力の導入について
 
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