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海上保安庁と川崎汽船は、2025年2月5日(水)、室戸岬南東沖海域において、官民連携海賊対処訓練を実施した。
訓練には、海上保安庁からは巡視船「せっつ(PLH-07)」が、川崎汽船からは、ばら積み船「CORONA QUEEN」が参加、海賊船から追跡・接近を受けたとの想定で実動訓練が実施された。具体的には、航行中の「CORONA QUEEN」から、海賊と思われる不審な船から追跡、接近を受けている旨の通報が海上保安庁に入電、海上保安庁から関連情報の伝達・共有を実施後、「CORONA QUEEN」が回避操船等の海賊侵入防止措置を実施し、海賊船は退散したものの、海上保安庁に対し船上確認を要請する流れで実施された。
また、今回の実動訓練にあわせ、海上保安庁、国土交通省海事局、川崎汽船、アジア海賊対策地域協力協定・情報共有センター((eCAAP-ISC)との間で、海賊発生情報等の情報伝達訓練を実施された。
情報発表元:海上保安庁 - 巡視船「せっつ」による官民連携海賊対処訓練について【関連ジャンル】 船舶 : PLH-07 せっつ 海運事業者 : 海上保安庁 海運事業者 : 川崎汽船