画像提供:小樽市

小樽市は2025年1月30日(木)、今年8月に供用を開始する予定の「小樽港観光船ターミナル」のネーミングライツ・スポンサーの募集を開始した。ネーミングライツ・スポンサーの募集は同市では初となる。

新たに開業する予定の「小樽港観光船ターミナル」は、観光船事業者の券売所、事務室、船員控室のほか、乗客の待合スペースなどを兼ね備えた鉄骨造2階建ての施設となる計画。水辺を眺めることが可能となるよう、小樽市港町の海側に配置され、隣接する緑地(広場)の公衆トイレの役割も果たすため、24時間利用に対応する。このほか、クルーズ船寄港時の交流事業、海事機関等の広報・リクルート活動、賑わい創出のための室内イベントや屋外イベントの運営会場等の活用を見込む「多目的ホール」も設けられる。

今回募集されるネーミングライツ期間は供用開始から5年間の予定で、小樽市の希望するネーミングライツ料は年間300万円以上としている。なお、付与することのできる愛称には、「観光船」という文言を含めることが条件とされているほか、近傍に「小樽港クルーズターミナル」とした施設があるため、「クルーズ」という文言は使用できない。

小樽市は3月31日(月)まで同スポンサーを募集しており、申請書の応募を受け付けている。


情報発表元:小樽市 - 小樽港観光船ターミナルのネーミングライツ・スポンサー募集
 
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