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国土交通省は2024年1月1日(月・祝)午後に能登半島を中心に発生した「令和6年能登半島地震」に関連し、海上保安庁の対応状況を公表している。

公表によれば、発災直後の1月1日(月・祝)16時11分に、海上保安庁対策本部と、第二、八、九管区海上保安本部対策本部が設置され、以降、巡視船艇・航空機による被害状況調査や、巡視船から輪島港の映像伝送が実施されている。

投入勢力は、1月2日(火)7時現在、巡視船艇18隻のほか、航空機3機が投入予定となっている。船艇18隻のうち、ヘリ搭載型2隻となっているほか、投入予定の航空機は、北九州航空基地のファルコン2000「MAJ577」、美保航空基地のボンバルディアDHC-8-300「MA726」、巡視船「だいせん」搭載のシコルスキーS-76D「MH914」の3機となる。

なお、今回の地震による、海上保安庁の船艇、航空機の被害はなかったが、岩崎ノ鼻灯台や、能登島指向灯での故障等による消灯のほか、七尾海上保安部や能登海上保安署での断水などの施設被害が確認されている。


情報発表元:国土交通省 - 令和6年能登半島地震における被害と対応について(第5報)
 
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