画像提供:シンフォニックスリール株式会社

大阪市は2023年11月24日(金)、2013年に閉館した、大阪港の海洋博物館「なにわの海の時空館」跡の利活用事業者の選定に関して、プロポーザル方式による選定結果を公表、大阪市の企業である「シンフォニックスリール株式会社」を選定したと公表した。

今回選定されたシンフォニックスリールの事業計画は、⼤阪・関⻄万博のレガシーを引き継ぐことを⽬的とし、コンセプトを「いのちを満たすミュージアム構想」、事業名称を「Premium Jewelry Dome Osaka」としている。既存の建物は同社が取得し、土地の賃料として月額約199万円を大阪市へ収める契約となる予定。

具体的には、ラグジュアリーサービス、メディカルツーリズムにフォーカスをあて、インバウンド需要の吸収を図るミュージアムとされる計画。「なにわの海の時空館」で設置されていた菱垣廻船「浪華丸」をそのまま活⽤した体験型⽂化ミュージアム空間を創出するとともに、MRデバイス等を⽤いた最先端技術によるファッション・芸術⽂化の魅⼒発信や、ナイトタイムエコノミーの創出をめざし、「⽇本の⽂化と最先端が融合した全く新しい空間」を創出するとしている。

なお、菱垣廻船「浪華丸」が設置されているドーム内のサービス・コンテンツは2024年3⽉頃に概要が公表される予定となっている。


情報発表元:大阪市 - もと「なにわの海の時空館」利活用事業に係る事業者募集のプロポーザル方式による選定結果について
 
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