画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は中国海軍艦艇の動向として、2023年11月12日(日)、中国人民解放軍海軍の艦艇4隻が、奄美大島と横当島の間の海域を通航したことを確認したと公表した。

確認されたのは、中国人民解放軍海軍のレンハイ級(055型)ミサイル駆逐艦「南昌(101)」、旅洋III(ルーヤンIII)型駆逐艦「唐山(122)」、ジャンカイ(江凱)II級フリゲート「濰坊(550)」、フチ級補給艦「可可西里湖(903)」とみられる艦艇4隻。11月12日(日)18時頃に奄美大島の東約120kmの海域を北西進するところが確認された後、11月12日(日)から11月13日(月)にかけて、奄美大島と横当島との間の海域を南西進し、東シナ海へ向けて航行したことが確認された。

なお、これらの艦艇うち「南昌」、「可可西里湖」とみられる艦艇は10月29日(日)から10月30日(月)にかけて奄美大島と横当島との間の海域を北東進、「唐山」と「濰坊」とみられる艦艇については10月30日(月)に宮古海峡を南東進するところが確認されていた。

海上自衛隊は、第1海上補給隊所属の補給艦「はまな(AOE-424)」により、警戒監視・情報収集を行った。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : AOE-424 はまな
 海運事業者 : 海上自衛隊
 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍