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海上技術安全研究所は2023年9月1日(金)、ノルウェー科学技術大学(NTNU)工学部と研究協力に関する協定を締結したと公表した。

協定が締結されたのは7月7日(金)で、具体的には、実運航を考慮した船舶設計及び運航支援システムに関する研究、デジタルシップヤードに関する研究、海洋開発に関する研究の3分野に関して、研究者の交流を通じた情報交換、共同研究の実施等の技術協力を促進していくとしている。

ノルウェー科学技術大学は、トロントハイムに本部を置くノルウェー最大の国立大学で、4万3,000人の学生が在籍、工学分野のほか、人文科学、経済学、建築、医学などの分野の研究が行われてる。工学分野においては、船舶デジタルツインや海洋開発などの先進的な研究分野で成果を上げている。

海上技術安全研究所は、これまでも同工学部に研究者を派遣、船舶工学や海洋開発の分野で交流を重ねていた。同所は今回の協定について、研究資源の有効利用、成果の相互活用等が図られ、新たな研究テーマの創造、研究スピードの増進、成果の増大と普及拡大等につながることが期待されるとしている。


情報発表元:海上技術安全研究所 - ノルウェー科学技術大学工学部と研究協力に関する協定を締結
 
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