防衛省統合幕僚監部は中国海軍艦艇の動向として、2023年4月30日(日)0時頃、海上自衛隊の艦船・航空機が、対馬海峡を通航する中国海軍の艦艇5隻を確認したと公表した。
確認されたのは、中国人民解放軍海軍のレンハイ級(055型)ミサイル駆逐艦「拉薩(102)」、旅洋III(ルーヤンIII)型駆逐艦「貴陽(119)」、「斉斉哈爾(121)」、江凱II(ジャンカイII)型フリゲート「棗荘(542)」、フチ級補給艦「太湖(889)」とみられる計5隻。
5隻は4月30日(日)0時頃に五島列島の西約130kmの海域を北東進するところが確認され、その後、対馬海峡を北東進し日本海へ向けて航行したことも確認されている。
海上自衛隊は、多用途支援艦「あまくさ(AMS-4303)」、掃海艇「やくしま(MSC-602)」と、鹿屋航空基地を拠点とする第1航空群所属のP-1哨戒機により、警戒監視・情報収集を実施した。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 船舶 : AMS-4303 あまくさ 船舶 : MSC-602 やくしま 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍