画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部はロシア海軍艦艇の動向として、2022年8月20日(土)13時頃、宗谷岬の東北東約260kmの海域において、同海域を西進するロシア海軍の艦艇4隻を、さらに2022年8月21日(日)9時頃、宗谷岬の東北東約80kmの海域において、同海域を西進するロシア海軍の艦艇10隻、計14隻を確認したと公表した。

8月20日(土)に確認されたのは、ウダロイI級駆逐艦「マルシャル・シャポシニコフ(Маршал Шапошников:543」、グレミャーシュチイ級(ステレグシチーII級)フリゲート「グレミャーシュチイ(Гремящий:337)」、ステレグシチー級フリゲート「ソヴエルシェンヌイ(Совершенный:333)」、「アルダー・ツィデンジャポフ(Алдар Цыденжапов:339)」とみられる艦艇4隻。

8月21日(日)に確認されたのは、グリシャV級小型フリゲート「メチェーリ(Метель:323)」、「MPK-221(354)」、タランタルIII型ミサイル護衛哨戒艇「924」、「937」、「940」、「978」、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦「マーシャル・クルイロフ(Маршал Крылов:331)」、ドゥブナ級補給艦1隻、スリヴァ級救難曳船1隻、オビ級病院船1隻とみられる計10隻。

その後、これらの艦艇は、宗谷海峡を西進したことが確認されている。海上自衛隊は、ミサイル艇「くまたか(PG-827)」と、八戸航空基地を拠点とする第2航空群所属のP-3C哨戒機により、所要の情報収集・警戒監視を行った。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - ロシア海軍艦艇の動向について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : PG-827 くまたか
 海運事業者 : 海上自衛隊
 海運事業者 : ロシア海軍