画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は2021年4月27日(火)、中国人民解放軍海軍の空母「遼寧」など中国艦6隻が沖縄本島と宮古海峡の間の宮古海峡を北東進し、東シナ海へ航行したことを確認したと公表した。

航行が確認されたのは4月26日(月)で、19時頃に宮古島の南約160kmの海域を北東進するクズネツォフ級空母「遼寧(16)」、レンハイ級ミサイル駆逐艦「南昌(101)」、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦「成都(120)」、「太原(131)」、江凱II(ジャンカイII)型フリゲート「黄岡(577)」、フユ級高速戦闘支援艦「呼倫湖(965)」とみられる計6隻の航行が確認された。6隻は4月3日(土)に宮古海峡を南進し、太平洋への航行が確認されたものと同一となる。

海上自衛隊は、第2護衛隊所属「あさひ(DD-119)」と第5航空群所属のP-3C哨戒機により、所要の情報収集・警戒監視を行った。

なお、4月27日(火)午前には、空母「遼寧」からZ-18早期警戒ヘリコプター1機が発艦し、大正島領空の北東約50kmから約100kmの空域を飛行したことを確認、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させる等の対応も実施されている。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇等の動向について
 
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