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三井E&S造船は2020年6月12日(金)、同社の艦艇事業を三菱重工業に譲渡するための協議を開始すると公表した。譲渡の具体的な対象事業、内容、範囲、譲渡方法等は今後協議の上、決定される見通し。

譲渡により、三菱重工業は、同社の製品や技術の拡充を図り、更なる日本安全保障への貢献、企業価値の向上につなげることを目的とする一方、三井E&S造船は、事業再生計画に基づいた造船事業の協業展開を一歩進展させることになり、自社の強みの部分をより一層活かすことができるため、結果として両社の艦艇事業において持続的な成長を実現することが可能となるとしている。

協議の後は、2020年12月末を目途に最終契約書を締結し、2021年10月に本譲渡を完了する計画。譲渡の対象事業に関わる建造、修繕については、譲渡後も玉野艦船工場で継続される予定。


情報発表元:三井E&S造船 - 三井E&S造船株式会社の艦艇事業の譲渡に関する協議開始のお知らせ
 
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