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ホーランド・アメリカラインは、クルーズ客船「ウエステルダム」について、タイ・レムチャバン港へ寄港させると公表した。2月1日(土)にスタートしたクルーズは、2月13日(木)にレムチャバン港に到着して終了となる。到着後、乗客はバンコクへ移動し、帰国となる。

「ウエステルダム」は2月1日(土)に香港を出発、フィリピン、台湾、日本でそれぞれ入港を拒否され、ホーランド・アメリカ・ラインは、入港可能な寄港地の調整を行っていた。当初寄港の予定がなかったグアムへの寄港の可能性も検討されたが、グアム政府が拒否し、実現に至らなかった。

ホーランド・アメリカラインは、今回のクルーズの代金は全額払い戻しに応じるとしている。また、2月15日(土)に乗船が開始される横浜発のクルーズはすでに中止が決まっている。

なお、横浜発クルーズ以降に出発するクルーズについては今のところ中止の発表はないものの、同社は2月29日(土)以降に出発するクルーズについてはアジア各地域の港湾の規制状況を踏まえ、数日中に詳細を確定し、発表するとしている。


情報発表元:Holland America Line - Coronavirus Travel Advisory
 
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 船舶 : ウエステルダム
 海運事業者 : ホーランド・アメリカライン