防衛省統合幕僚監部は2021年1月15日(金)、派遣海賊対処行動水上部隊の交代について公表した。
派遣海賊対処行動水上部隊は、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処のために派遣される水上部隊で、今回、第38次隊に交代される。第38次隊として派遣されるのは海上自衛隊の護衛艦「せとぎり(DD-156)」で、1月31日(日)に海上自衛隊舞鶴基地を出発する。
派遣隊員数は約220名で、海上保安官8名も同乗する予定。1月31日(日)に舞鶴地区を出港した後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の状況を踏まえ、派遣に向けた準備の一環として乗組員全員に対しPCR検査を実施した後、日本近海で14日間にわたり訓練等を行い、乗組員の健康観察を実施した上でアデン湾に向け進出する予定となっている。
情報発表元：海上自衛隊 - 派遣海賊対処行動水上部隊の出港について【関連ジャンル】 船舶 : DD-156 せとぎり 港湾 : 舞鶴港 海運事業者 : 海上自衛隊
