画像提供:海上保安庁

海上保安庁は2020年1月22日(水)、2019年における密輸・密航の取締り状況を公表した。

密輸の取締りでは、2019年は薬物事犯が9件、銃器事犯が1件だった。薬物事犯では、覚醒剤の密輸入が3件あり、一件当たりの押収量として過去最大となる覚醒剤約1トンを押収した事件など、年間押収量としても約1,647kg、末端密売価格約988億円相当、使用回数約5,490万回相当と過去最大を記録した。

また、コカインの密輸事件は2件あり、8月には一件当たりの押収量として過去最大となる約177kgを押収、10月には、これをさらに大きく上回る約400キログラムを押収している。コカインの年間押収量としても約577kg、末端密売価格約115.4億円相当、使用回数約1,923万回相当と過去最大を記録した。

密航では、2019年に海上保安庁が摘発した不法出入国事犯は4件であり、前年と比較して2件増加した。摘発人数は、不法入国者5名、不法入国手引者2名だった。


情報発表元:海上保安庁 - 平成31年/令和元年における密輸及び密航取締り状況について
 
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