海上保安庁は2019年11月27日(水)、導入予定の新測量船「平洋(HL-11)」について、就役日を2020年1月29日(水)に決定したと公表した。
測量船「平洋」は、マルチビーム測深機に加え、「自律型潜水調査機器(AUV)」や「自律型高機能観測装置(ASV)」といった最新の調査機器を搭載、推進器に「アジマススラスター」を採用しており、360度どの方向にでも推進力を向けることが可能となることで船位の定点保持能力が増し、精密かつ効率的な海洋調査の実施が可能となる。総トン数は約4,000トン、全長は約103メートル。
「平洋」は、就役後、日本海や東シナ海等において、日本の海洋権益の確保に必要な海底地形や地質に関する調査等に従事する計画。
情報発表元:海上保安庁 - 海上保安庁最大となる測量船「平洋」がいよいよ就役!※本記事は、当初配信したタイトルに誤りがあり、後日、修正を行なっています。(2019/11/28)
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