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厚生労働省は、2020年2月3日(月)夜、横浜から出港した「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客に新型コロナウイルスに感染した乗客がいたこと受け、横浜港 大黒ふ頭沖で錨泊中の「ダイヤモンド・プリンセス」船内において検疫を行っている。

新型コロナウイルスに感染した乗客は香港の男性で、1月20日(月)に横浜港を出発し2月4日(火)に再び横浜港へ戻る予定のクルーズ「初春の東南アジア大航海」を利用、横浜港から乗船し香港で途中下船して帰国していた。当該乗客は香港帰国後に新型コロナウイルスへの感染が確認されたが、咳などの症状は日本滞在中からあったとされている。

今回のクルーズは、日本国内の港湾では横浜の他に鹿児島、那覇に寄港しており、那覇港でも検疫が行われているものの、今回、横浜到着前に全乗客を対象として検疫が行われることとなった。

なお、「ダイヤモンド・プリンセス」は、2月4日(火)に横浜港へ到着後、折り返し横浜港発「陽気に沖縄・台湾クルーズ 9日間」へ向け同日中に出発する予定だったが、プリンセスクルーズは2月5日(水)以降に延期すると公表している。


情報発表元:Princess Cruises - ダイヤモンド・プリンセス 2月4日(火)横浜港発 スケジュール変更について
 
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 船舶 : ダイヤモンド・プリンセス
 港湾 : 横浜港 大黒ふ頭
 海運事業者 : プリンセス・クルーズ