画像提供:U.S. Navy

アメリカ海軍第7艦隊は2019年6月7日(金)、アメリカ海軍のミサイル巡洋艦「チャンセラーズビル(CG-62)」にロシア海軍の駆逐艦「アドミラル・ヴィノグラドフ」が異常接近したと公表した。アメリカ海軍は「アドミラル・ヴィノグラドフ」の行動が危険な行動だったとして非難している。

第7艦隊の公表によると、6月7日(金)11時45分ごろ、フィリピン海において「チャンセラーズビル」が艦載機の着艦作業中に、ロシア海軍の「アドミラル・ヴィノグラドフ」が「チャンセラーズビル」の後ろから接近、加速し、安全ではない距離まで近寄った。この影響で「チャンセラーズビル」はすべてのエンジンをフルに戻し、衝突を回避するための操舵を余儀なくしたとしている。

アメリカ海軍は、ロシア艦が「海上における衝突の予防のための国際規則に関する条約(COLREGS)」や、国際的に認められている海事慣習に従っていなかったとの見方を示している。同海軍は事象発生時の動画をYoutubeに公開した。


情報発表元:U.S. Navy - Russian Navy Ship Maneuvers Unsafe, Unprofessional
 
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 船舶 : CG-62 チャンセラーズビル
 海運事業者 : アメリカ海軍
 海運事業者 : ロシア海軍