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愛知県は2019年7月10日(水)、常滑港におけるクルーズ船誘致に係る調査結果を公表した。

この調査は、2018年9月5日(水)から2019年3月20日(水)まで愛知県が実施したもの。中部国際空港島の更なる活性化を図るため、常滑港空港地区へのクルーズ客船誘致の可能性について、ハード面やマーケットの観点で調査が行われた。

今回公表された調査結果によると、中部国際空港島には現状、クルーズ船が着岸できる岸壁がなく、施設面の課題があるものの、魅力的な観光資源があれば、テンダーボートでの寄港の可能性があるとしている。また、空港と港の近さは類を見ない強みがあり、将来的にフライ&クルーズの発着港として、その可能性を秘めた港と評価した。

他方、外国船社は日本船社が寄港していない港に寄港する可能性が低いとして、誘致に向けての当面の取組みでは、テンダーボートを利用することにより既存港湾施設を使用し、まずは日本船社のクルーズ船による寄港実績を作るとしている。愛知県は調査結果の中で、クルーズ船社に対して積極的なポートセールスを行う必要があるとも指摘している。


情報発表元:愛知県 - 常滑港におけるクルーズ船誘致に係る調査結果について
 
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