ふたみ型海洋観測艦

ふたみ型海洋観測艦は、海上自衛隊の海洋環境データ収集用の観測艦で、1979年から就役を開始した艦級。全長97m、基準排水量2,050トンの中型艦で、「ふたみ」、「わかさ」の2隻が建造された。対潜戦のパッシブ化に伴い、海底地形、水温、潮流、地磁気などの詳細な海洋情報の取得が求められる中で、観測体制を強化する目的で設計された。
本型は、先行艦「あかし」に比べて音響観測機能を強化しており、艦首にバウ・シーブやガントリー、艦尾に観測作業甲板を設けるなど、観測機器の運用に特化した構造が特徴。また、観測中の船体安定性を確保するため、減揺タンクやバウスラスター、バラスト調整機構を装備している。主機は2隻で異なり、「ふたみ」は川崎製V型機関、「わかさ」は富士ディーゼル製直列機関を搭載。さらに音響観測に配慮して、静音性を高める可変ピッチ・プロペラや防振構造を採用している。
観測機器としては、海底音波探査装置や電磁海流計、水温・塩分記録装置などを備え、船内には観測室や解析装置、巻揚機、各種投下装置も設置。艦内には中折式クレーンやギャロウスも備え、搭載艇には作業艇や内火艇も含まれていた。

ふたみ型海洋観測艦は、海上自衛隊の海洋環境データ収集用の観測艦で、1979年から就役を開始した艦級。全長97m、基準排水量2,050トンの中型艦で、「ふたみ」、「わかさ」の2隻が建造された。対潜戦のパッシブ化に伴い、海底地形、水温、潮流、地磁気などの詳細な海洋情報の取得が求められる中で、観測体制を強化する目的で設計された。
本型は、先行艦「あかし」に比べて音響観測機能を強化しており、艦首にバウ・シーブやガントリー、艦尾に観測作業甲板を設けるなど、観測機器の運用に特化した構造が特徴。また、観測中の船体安定性を確保するため、減揺タンクやバウスラスター、バラスト調整機構を装備している。主機は2隻で異なり、「ふたみ」は川崎製V型機関、「わかさ」は富士ディーゼル製直列機関を搭載。さらに音響観測に配慮して、静音性を高める可変ピッチ・プロペラや防振構造を採用している。
観測機器としては、海底音波探査装置や電磁海流計、水温・塩分記録装置などを備え、船内には観測室や解析装置、巻揚機、各種投下装置も設置。艦内には中折式クレーンやギャロウスも備え、搭載艇には作業艇や内火艇も含まれていた。
ふたみ型海洋観測艦の写真
ふたみ型海洋観測艦の同型船(運用中)
| 状態 | 船名 | 就役日 | 建造者 |
|---|---|---|---|
| 運用中 | AGS-5104 わかさ | 1986年02月25日 | 日立造船 舞鶴工場 |








