潜水艦「わかしお(SS-587)」
SS-587 Wakashio
潜水艦 基本情報
潜水艦「わかしお」は、海上自衛隊のはるしお型潜水艦の5番艦として建造された通常動力型潜水艦である。
艦名は「若潮」に由来し、旧海軍の計画艦や先代潜水艦の名を継ぐ2代目となる。平成2年度計画に基づき、三菱重工業神戸造船所で1991年12月に起工され、1993年1月に進水。1994年3月1日に就役し、第2潜水隊群第3潜水隊に編入されて横須賀に配備された。
「わかしお」は、静粛性に優れた設計と最新の電子機器を装備し、ZQQ-5B統合ソナーやZQR-1曳航式ソナー、533mm魚雷発射管6門などを搭載。89式魚雷やハープーン対艦ミサイルの発射能力を有しており、ディーゼル・エレクトリック方式の機関によって、水中速力は20ノットに達する。
運用中はハワイ派遣訓練に複数回参加し、1995年、1998年、2001年にはアメリカ海軍との共同訓練を実施、2006年には所属部隊が再編され、第4潜水隊へ移籍。また2012年には自衛隊観艦式に参加している。
2013年3月5日、そうりゅう型潜水艦「ずいりゅう」の就役に伴い除籍された。退役時点までに621回の潜航、47,488時間の航海を重ね、地球13周相当の約44万キロメートルを航行。最終的には2015年8月に解体処分のため、横須賀を出港し洞海湾へ向かった。








