画像提供:Dream Cruises

ゲンティン香港傘下の「ドリームクルーズ」は、2020年2月4日(火)、クルーズ客船「ワールド・ドリーム」が台湾の高雄港に入港するも、乗客の下船が認められなかったと公表した。「ワールド・ドリーム」は、すでに高雄を出港、香港へ向け航行している。

これは、「ワールド・ドリーム」で2020年1月19日(日)から1月24日(金)まで運航されていたクルーズを利用していた中国本土の乗客3人が、帰国後の2月3日(月)に新型コロナウイルスへの感染が認められたことで、台湾当局がウイルス潜伏期間などを考慮し、今回の「ワールド・ドリーム」高雄寄港における乗客の下船を認めなかったもの。ドリームクルーズは、感染客と接触があった乗員を隔離しているほか、同感染客が利用していたキャビンも閉鎖しているとしている。

なお、一連の影響で、2月5日(水)に香港を出発し、那覇へ向かう「ワールド・ドリーム」のクルーズは中止となっている。


情報発表元:Dream Cruises - 世界梦号:2020年2月5 日出发之4晚行程调整。(只供繁体中文版本)
 
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