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ホーランド・アメリカラインは2020年2月20日(木)、新型コロナウイルスの影響を鑑み、2020年春期に予定していた残りのアジアでのクルーズを全て中止すると公表した。2月から4月にかけて、日本へも数多くの寄港が予定されていたが、これらもキャンセルとなる。
期間中、ウエステルダムは横浜発着クルーズを複数計画し、横浜港のほか、長崎、鹿児島、博多、那覇、石垣、神戸、大阪、青森、函館などへ寄港が予定されていた。
「ウエステルダム」は2月1日(土)に香港を出発したクルーズにおいて、船内に新型コロナウイルスへの感染が疑われる乗客がいるとして、フィリピン、台湾、日本でそれぞれ入港を拒否され、当初寄港の予定がなかったグアム、タイへの寄港の可能性も検討されたが、いずれも現地政府に拒否され、実現に至らず、最終的にカンボジア・シアヌークビル港で乗客を下船させていた。
今回、中止が公表されたクルーズは下記の通り。
■ウエステルダム 中止クルーズ
・2020年3月14日〜3月28日(14日間) 横浜発着 日本・韓国周遊クルーズ
・2020年3月28日〜4月11日(14日間) 横浜発着 日本周遊クルーズ
・2020年4月11日〜4月25日(14日間) 横浜発着 日本・ロシア周遊クルーズ
・2020年4月25日〜5月10日(16日間) 横浜発バンクーバー着 北太平洋横断クルーズ
【関連ジャンル】 船舶 : ウエステルダム 海運事業者 : ホーランド・アメリカライン