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東京都港湾局と環境省は、2019年9月12日(木)、東京港 青海ふ頭において、特定外来生物である「ヒアリ」約500個体が確認されたと公表した。

ヒアリは、環境省が実施する全国港湾調査の中で確認された。9月10日(火)、調査事業者がコンテナヤードの舗装の継ぎ目に土が溜まった地面にヒアリと疑わしいアリ約20個体を目視で確認、関東地方環境事務所に通報するとともに、専門家による同定が行われ、ヒアリであることを確認された。

ヒアリの確認を受け、9月12日(木)、専門家、調査事業者、東京都、環境省の職員が現地を確認し、防除を実施した。専門家がコンクリート舗装の継ぎ目の土砂を掘り起こしながら確認した個体を殺虫、この際に確認された個体を含め、今回確認されたヒアリの合計は、働きアリ約500個体、有翅女王アリ1個体だった。このほか蛹、幼虫、卵が確認されている。

なお東京都は、もし、ヒアリを発見した場合には、素手で捕まえたり触らないように注意し、居住地区の区市町村や東京都環境局まで連絡してほしいと呼びかけている。


情報発表元:東京都港湾局 - 東京港青海ふ頭において確認された「ヒアリ」について
 
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