2020年12月23日(水)、三菱重工業長崎造船所において、2021年7月から横須賀/新門司航路で就航予定の「東京九州フェリー」向け新造客船の命名・進水式が実施された。同船は「それいゆ」と命名された。
「それいゆ」の船名は、北九州市の花ひまわりに由来しており、船体諸元は、8月に進水した1番船「はまゆう」と同じく、全長222.5メートル、総トン数約15,400トン。2層構造の車両甲板に、トラック約154台を積載することが可能。旅客定員は268名となる。
船内設備も「はまゆう」同様、3層吹き抜けのエントランスとシースルーエレベーターが設けられ、開放的な空間が演出される。レストランやバーベキューコーナーで海を眺めながら食事を楽しむことができ、最上階では太平洋の風を肌で感じながらの露天風呂、プラネタリウムや映画を観賞することができるシアターが備え付けられる。
情報発表元:東京九州フェリー - 第2船「それいゆ」の命名進水式が行われました。【関連ジャンル】 造船メーカー : 三菱重工業 長崎造船所