日本船舶海洋工学会は2020年7月29日(水)、「シップ・オブ・ザ・イヤー2019」の選考結果を公表した。候補船の発表会・選考委員会は、当初5月に予定されていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて延期され、7月27日(月)にWeb会議併用方式で実施され、受賞船が決定された。
「シップ・オブ・ザ・イヤー2019」に選ばれたのは、大島造船所が開発した完全バッテリー推進の旅客船「e-Oshima」。他、各部門賞では、大型客船部門に太平洋フェリーの「きたかみ」、小型客船部門に瀬戸内海汽船の「シーパセオ」が選ばれた。
また、小型貨物船部門には、日本初のリチウムイオン電池搭載型ハイブリッド推進システムを採用した貨物船「うたしま」が、漁船・調査船部門には「やしお」、作業船・特殊船部門にはLNG燃料タグボート「いしん」がそれぞれ選ばれている。
情報発表元:日本船舶海洋工学会 - シップ・オブ・ザ・イヤー2019および各部門賞受賞船が決定しました【関連ジャンル】