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小笠原海運は、2020年2月7日(金)以降の「おがさわら丸」東京出発便において、乗船前の検温を実施している。実施期間は2月24日(月)出発便までとしているが、状況により変更される場合がある。

乗船前の検温は、新型コロナウイルスへの感染防止を目的とした措置。「おがさわら丸」による父島への航海が24時間におよぶ長時間航海であることに加え、小笠原村内の機関だけでは新型コロナウイルスの検査が行えないこと、また、万が一感染が疑われた際の本土医療機関への移動手段が制限されることなど、島嶼環境における感染リスクの高さが背景にある。

2月7日(金)以降、竹芝桟橋での乗船券引き換え時は、乗船票とあわせて「問診票」が渡されている。問診票を記入し、待合所内の「検温コーナー」に提出する必要があり、検温コーナーでは非接触型の体温測定が行われている。

なお、新型コロナウイルス感染の可能性がある場合は、乗船をやめることを打診する場合があるとしている。また小笠原海運は、乗船中に体調に異変を感じた際は、係員に相談するよう求めている。

「おがさわら丸」船内には、4デッキレストラン入り口、7デッキ展望ラウンジ入口に消毒液が設置されている。


情報発表元:小笠原海運 - 【2月にご乗船予定の皆様へ】新型コロナウィルス感染防止につい
 
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 船舶 : おがさわら丸(3代)
 港湾 : 東京港 竹芝埠頭
 海運事業者 : 小笠原海運