©Funeco News

商船三井客船のクルーズ船「にっぽん丸」は2020年2月18日(火)、当初の予定よりも1日遅れ東京・晴海埠頭へ入港し、「世界青年の船」航海から帰国した。

「にっぽん丸」は2019年度「世界青年の船」事業で、2020年1月16日(木)に横浜港を出港、ハワイを経由し、メキシコのエンセナダへ寄港、復路でもハワイ・ホノルルへ寄港し、今回、東京・晴海埠頭へ帰港した。復路のホノルル寄港では、日本政府の判断で、乗船者への新型コロナウイルスの感染を予防する観点から一切の下船を行わなかった。到着後の東京港では検疫が行われ、有症者は確認されなかった。

なお、下船後は「世界青年の船」参加者の代表が総理大臣官邸で安倍首相を表敬した。首相は挨拶の中で「今回の航海を糧として、今後、皆さんが、国境を越えて、大いに活躍されることを期待しております」とコメントしてる。

「にっぽん丸」はこの後、2月から4月までの約50日間をかけて改装工事を行い、大きな船首窓からの雄大な景色を楽しむ工夫をした「オーシャンビュースイート」、3名で利用できる「ビスタスイート」、「和の流れ」をアクセントにデザインしたスイートルームなどが新設される予定。


情報発表元:首相官邸 - 世界青年の船事業参加青年代表による表敬
 
【関連ジャンル】
 船舶 : にっぽん丸
 港湾 : 東京港 晴海埠頭