
神戸市中央区の「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」は、2026年11月1日(日)、「灯台記念日」にあわせ、館内に設置された日本で唯一の「ホテルに建つ公式灯台」を一般公開する。公開時間は15時30分から16時30分までで、受付開始は15時20分、最終入場は16時20分。公開場所は館内14階バルコニーで、参加費は無料となっている。
この灯台は、1964年に旧「オリエンタルホテル」が神戸市中央区京町へ移転した際、「港町・神戸のシンボルに」と、日本で初めてホテルの屋上に設置された公式灯台を前身とする。旧ホテルは1995年1月17日の阪神・淡路大震災で全壊し営業を停止したが、同年7月に開業した神戸メリケンパークオリエンタルホテルへ灯台の役割が継承された。
1995年7月7日に行われた神戸メリケンパークオリエンタルホテルのオープニングレセプションでは、19時7分に777発の花火とともに灯台が再点灯。海上保安庁から正式に認可を受けた公式灯台として、現在も神戸港を行き交う船の安全を見守り続けている。
14階バルコニーには、灯台とともに旧「オリエンタルホテル」から継承された昭和天皇の歌碑も設置されている。1956年に神戸を訪れた昭和天皇が、旧ホテル屋上から神戸みなと祭の海上提灯行列を見た印象を、翌1957年の宮中歌会始の儀で「灯」を題に詠んだ歌が刻まれている。
当日は、普段立ち入ることのできない14階バルコニーを開放し、灯台の外観や神戸港の景色、昭和天皇の歌碑などを見学・撮影できる。来場者多数の場合は、安全確保のため一時的に入場が制限される場合がある。








