防衛省統合幕僚監部は2025年12月9日(火)、大隅海峡、宮古海峡において、中国人民解放軍海軍の艦艇各1隻が通航、太平洋に向けて航行したことを確認したと公表した。
確認されたのは、ジャンカイ(江凱)II級フリゲート「舟山(529)」と、同じくジャンカイ(江凱)II級フリゲートの「益陽(548)」と見られる2隻。
フリゲート「舟山」と見られる艦艇は、12月8日(月)11時頃に口永良部島の西80kmの海域を東進するところが確認された後、大隅海峡を東進、太平洋へ向けて航行したことが確認された。
フリゲート「益陽」と見られる艦艇は、12月8日(月)15時頃、宮古島の北東約130kmの海域を南東進するところが確認された後、沖縄本島と宮古島との間の宮古海峡の海域を南東進し、太平洋へ向けて航行したことが確認された。
海上自衛隊は、ミサイル艇「おおたか(PG-826)」のほか、鹿屋航空基地を拠点とする第1航空群所属のP-1哨戒機、那覇航空基地を拠点とする第5航空群所属のP-3C哨戒機により、警戒監視・情報収集を実施した。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 船舶 : PG-826 おおたか 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍 海運事業者 : 海上自衛隊












