
広島県尾道市の内海造船 瀬戸田工場では、2025年10月23日(木)、自衛隊海上輸送群の「にほんばれ型」輸送艦の2番艦の命名・進水式が実施され、同艦は「あまつそら」と命名された。
「あまつそら」の命名・進水式は10月23日(木)の12時から12時15分まで実施され、命名式の執行者は中部方面総監の遠藤充陸将が務めた。
同艦は、居住区前方に貨物倉を有しており、貨物の荷役は船首に設けられたランプを通じて行われる。イニシャルトリムを有しており、砂浜に乗り付ける「ビーチング」に則した船型、構造、艤装となっている。また、乗員、便乗者を運送できるよう、多層構造の居住区を有している。
「あまつそら」の全長は約80m、幅約17m、深さ約3m、基準排水量は約2,400トン、試運転最大速力は約15ノットとなっている。
なお、「にほんばれ型」輸送艦は、3番艦の命名・進水式が11月6日(木)にも内海造船 瀬戸田工場で予定されている。開催時間は11時25分から11時40分までの予定。
情報発表元:内海造船 - 輸送艦(LCU)『あまつそら』の進水式を行いました (2025年10月23日)【関連ジャンル】 海運事業者 : 陸上自衛隊 造船メーカー : 内海造船 瀬戸田工場