
海上自衛隊は2025年9月29日(月)、「令和7年度遠洋練習航海」の一環として、グアテマラ海軍との親善訓練をカリブ海西方海域で実施した。訓練は、戦術技量の向上や両者の友好親善、相互理解の増進を目的としたもの。
訓練には、海上自衛隊から練習艦「かしま(TV-3508)」と「しまかぜ(TV-3521)」が、グアテマラ海軍:沿岸哨戒艇「ツァコル(Tzacol:GC654)」、「グクマツ(Gucumatz:BH656)」が参加、通信訓練やPHOTOEXが実施された。
また、訓練に際して、練習艦「かしま」と「しまかぜ」は9月26日(金)から9月24日(日)から8月28日(月)にかけてグアテマラのプエルトサントトマスデカスティージョ港に寄港した。
親善訓練は、2025年6月13日(金)から11月12日(水)まで行われている「令和7年度遠洋練習航海」の一環で実施された。同航海は、初級幹部に対する実地での技能修得や国際感覚の涵養、友好関係の促進を目的としている。遠洋航海には第75期一般幹部候補生課程卒業生を含む約580名が参加しており、練習艦「かしま」「しまかぜ」で太平洋や大西洋、カリブ海などを航行しながら各国を訪問している。
情報発表元:海上自衛隊 - 日グアテマラ親善訓練について【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上自衛隊