画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は2025年9月24日(水)、ロシア海軍艦艇の動向として、同海軍の艦艇3隻が宗谷海峡を西進するのを確認、警戒監視・情報収集を行ったことを明らかにした。

確認されたのは、スラバ級ミサイル巡洋艦「ヴァリャーク(Варяг:011)」と見られる艦艇のほか、ボレイ級弾道ミサイル搭載原子力潜水艦1隻、バクラザン級救難えい船1隻の計3隻。このうち、ボレイ級弾道ミサイル搭載原子力潜水艦は、海上自衛隊としては
初めて確認したものとなる。

3隻は9月24日(水)5時頃、宗谷岬の北東約40kmの海域を西進する様子が海上自衛隊によって確認された。その後、宗谷海峡を西進したことも確認されている。

海上自衛隊は第1ミサイル艇隊所属のミサイル艇「わかたか(PG-825)」のほか、八戸航空基地を拠点とする第2航空群所属のP-3C哨戒機により警戒監視・情報収集を実施した。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - ロシア海軍艦艇の動向について
 
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 船舶 : PG-825 わかたか
 海運事業者 : 海上自衛隊
 海運事業者 : ロシア海軍