
防衛省統合幕僚監部は中国海軍艦艇の動向として、2025年8月10日(日)1時頃、海上自衛隊が宮古島の北東約140kmの海域を北西進する中国海軍の艦艇2隻を確認したと公表した。
確認されたのは、中国人民解放軍海軍のルーヤン(旅洋)III級ミサイル駆逐艦「淄博(156)」と、ジャンカイ(江凱)II級フリゲート「揚州(578)」とみられる2隻の艦艇。両艦はその後、沖縄本島と宮古島との間の宮古海峡を北西進し、東シナ海へ向けて航行したことが確認された。両艦は8月2日(土)に同海峡を南東進した艦艇と同一とみられている。
海上自衛隊は、第13護衛隊所属の護衛艦「みくま(DD-119)」と、那覇航空基地を拠点とする第5航空群のP-3C哨戒機により、警戒監視と情報収集を実施した。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍