画像提供:三菱重工業

三菱重工グループの三菱造船は、2025年4月29日(火)、三菱重工業 下関造船所において、新日本海フェリー向けの大型カーフェリーの命名・進水式を実施する。3月14日(金)、この式典の一般見学募集が開始された。

この命名・進水式では、船が船台を滑り降りる瞬間を間近で見ることができる。見学を希望する場合は、事前に応募する必要があり、当選者が参加可能となる。ただし、台風や荒天などの影響により、やむを得ず見学会が中止される可能性があり、その際は応募代表者にメールで通知される。

命名・進水式は2025年4月29日(火)の9時40分に開始され、10時に終了する予定。受付は9時10分から9時25分の間に行われ、開門時間は9時10分からとなる。式典は、三菱重工業の下関造船所にある江浦工場の船台で実施される。今回進水するフェリーは、全長約199メートル、幅が25.5メートルとなっている。総トン数は約14,300トン。

見学にあたっては当日は9時10分の開門後、9時25分までに入場を済ませる必要がある。工場や周辺には駐車場がないため、自家用車ではなく公共交通機関を利用することが推奨されている。また、安全面を考慮し、歩きやすい靴を着用することが求められており、ハイヒールやサンダルの着用は控えるよう案内されている。工場内は全面禁煙となっており、撮影も禁止されているが、見学区画内からのみ式典の様子を撮影することは可能。

見学の応募は専用のサイトから行うことができ、応募単位は1組5名まで。希望者が多数の場合は抽選が行われる。応募の締め切りは2025年3月31日(月)の17時までとなっており、当選者には2025年4月4日(金)を目途に、代表者のメールアドレスへ当落の通知が送られる。


情報発表元:三菱重工業 - 新日本海フェリー株式会社殿及び独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構殿向け 大型カーフェリーの命名・進水式一般見学募集開始
 
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 海運事業者 : 新日本海フェリー
 造船メーカー : 三菱重工業 下関造船所