画像提供:海上自衛隊

国立極地研究所は2024年12月31日(土)、第66次南極地域観測協力で南極へ向け航行していた海上自衛隊の砕氷艦「しらせ(AGB-5003)」が昭和基地沖に到着・接岸したと公表した。

今回の南極地域観測協力で「しらせ」は、11月20日(水)に横須賀を出港、12月5日(木)にオーストラリア・フリーマントルに入港し、フリーマントルから南極・昭和基地のあるリュツォ・ホルム湾まで人員65名、物資約1,100トンを輸送。昭和基地沖への接岸は2025年1月2日(木)の予定だったが、予定よりも2日早い12月31日(土)に接岸した。

なお、国立極地研究所によると、今回の往路航行において、「しらせ」が船を一度後退させた後に前進して氷に乗り上げ、船の重さで氷を砕いて進む「ラミング」を行なった回数は645回だった。


情報発表元:国立極地研究所 x.com - 本日、南極観測船「しらせ」が昭和基地に接岸しました!
 
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